いよいよ明日の夕刻から鎌倉・荏柄天神社絵筆塚祭にて、参道にまんが絵行灯が掲揚される。絵の全体像は後日お見せするが、この熊はもう何の熊かお分かりになるだろうか。気になる方は、是非現地でお確かめ下さい! #荏柄天神社 #漫画 #イラスト
◆令和6年、鎌倉・荏柄天神社絵筆塚祭まんが絵行灯のための作品を奉納しました!
今年も鎌倉の荏柄天神社絵筆塚祭にて参道に掲揚される、まんが絵行灯(10/5•6)の為の作品を奉納させて頂いた。犬の散歩をしていると土地柄、最近は熊のことばかり考えてしまう。今回の漫画も熊にちなんだアイデアだ。今回も発想の連鎖が面白かった。詳細はまた後日。 #漫画 #イラスト #荏柄天神社
◆京都漫画(Kyo-toon)作品展示のご案内! Now my Kyoto themed Japanese Style Funny Arts are exhibiting near Heian-Jingu Shrine, Kyoto!!
今年4月に京都・岡崎にオープン致しましたアートギャラリー百継様にて、「常設作品展act.01」と題しまして、以前東京で発表致しました京都をテーマにした一コマ漫画6点を展示して頂いています。京都漫画ということで「Kyo-toon」と名付けました。私の描いている一コマ漫画は英語で「cartoon」と現しますので、その「toon」と京都を合わせてみました。「Kyoto」と発音も近いので親しんでもらえたら、との思いもあります。(千葉にあるディスニーランドの中にトゥーンタウンというのがありますが、このトゥーンと同じだと思います。)
京都の町家を改装したはんなりとした空間のギャラリーです。
もしお時間ございましたら、散策がてらご笑覧下さいましたら幸いです。
敬具
令和6年6月吉日
たなべたい 拝
※常設展示となっておりますため、特段の在廊日は設けておりません。悪しからずご了承下さい。
■□ 梁・柱・白壁・中庭で演出するアート空間 □■
アートギャラリー百継
Art Gallery HYAKKEI
https://webhyakkei.com
〒606-8336
京都市左京区岡崎北御所町50番地
( 50 Kitagosho-cho, Okazaki, Sakyo-Ku, Kyoto, 606-8336, Japan )
TEL : 075-600-0321
◆個展・トークSHOWの御礼
拝啓
初夏の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度はご多用の中、たなべたい個展・絵本「潜入!天才科学者の実験室」原画展にお越し下さり、有り難うございました。会場にお越し下さった皆様が原画をじっくりとご覧頂く様を拝見し、本当に嬉しかったです。
また同時開催致しました「科学者(佐藤文隆)×作家(くさばよしみ)×漫画家(たなべたい)=絵本裏話トークSHOW」にも定員を超える沢山の皆様がご参加下さいました。改めまして厚く御礼申し上げます。皆様から頂戴したご意見やご感想は私にとって望外の喜びでございました。
来年秋の紅葉の季節には、第二巻の原画を中心とした第2回展を開催する予定となっております。
紅葉を観がてらまた是非、足をお運び下さいましたら幸いです。
敬具
令和6年6月吉日
たなべたい 拝
◆個展・トークSHOW開催のお知らせ(アーカイブ)
この度、アートスペース柚YOU様の企画展として、たなべたい個展・絵本「潜入!天才科学者の実験室」原画展を開催することとなりました!去年の5月、銅駝美術工芸高校時代の恩師である今村直美先生の個展でギャラリーに伺った際に、スマホで拙作絵本の画像を観て頂き、なんとその場ですぐに個展のお誘いを頂きました。オーナーの豊田成子様、そしてご縁を授けて下さった今村直美先生に深く感謝しております。
汐文社刊「潜入!天才科学者の実験室」(編著:佐藤文隆・著:艸場よしみ・絵:たなべたい:2020年刊) 全4巻の原画展を開催。ギリシャ時代から現代まで、科学の歴史を塗り替えた世紀の大発見が生まれた実験室を再現。原寸大で細部まで描き込まれた原画。熊取筆によるクロスハッチ的なぼかしを駆使した濃淡表現にも注目を。恩返しの鶴が自身の羽を織り込んだ様に、心を込めて描いた透明水彩原画を是非ご高覧下さい。
原画展開催記念鼎談「科学者×作家×漫画家=絵本裏話トークSHOW」を5月4日に京都市岡崎いきいき市民活動センター(☎075-761-4484)で開催します。[1:30〜3:30PM・無料・先着30名]
★たなべたい個展(アートスペース柚YOU企画展)
絵本「潜入!天才科学者の実験室」原画展
と き:5月3日(金)~5月12日(日)12:00~6:00PM(最終日5:00PM)
ところ:アートスペース柚 YOU(5月7日休廊) ☎090-6916-5353(豊田)
京都市左京区二条通り東大路西入ル(北門前町478-5)
toyoda.sigeko@ares.eonet.ne.jp
★個展開催記念鼎談(京都市岡崎いきいき市民活動センター&アートスペース柚YOU・共催)
「科学者×作家×漫画家=絵本裏話トークSHOW」(ヒミツの話バラします!子どもも大人もおいないな!)
と き:5月4日(土・祝)1:30~3:30PM
参加無料・事前申込み制(先着30名)
ところ:京都市岡崎いきいき市民活動センター・会議室2 ☎075-761-4484
京都府京都市左京区岡崎最勝寺町2番地
okazaki@inetsbb.com
★個展のチラシです!
※画像をクリックすると拡大します。
★個展開催記念トークSHOWのチラシです!
※画像をクリックすると拡大します。
◆母校、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコースの展覧会に参加しました!
私は京都精華大学美術学部デザイン学科マンガ分野の出身である。学部の後、出来て2年目であった大学院(修士課程)に入った。設立2年目ではあったが、マンガ分野では初年度に大学院に進む学生がいなかったため、実は日本初の漫画修士である(博士でないのが残念であるが・・・)。
大学院修了後6年間、マンガ分野で非常勤講師をさせてもらったが、師匠である教授と考え方の違いから古巣を旅立った。最後は喧嘩別れのように出て行った訳であるが、色んな意味で自分というものを形成する土壌となった母校である。
そんな精華のカートゥーンコースの現教員の方から、この展覧会のお誘いを受けた。どうしようか悩んだ挙げ句、絵本の宣伝も兼ねて参加させてもらうことにした。絵本の原画2点と絵本4冊、そして今回のために描き下ろした作品(初出は2015年であるが、今回改めて描き直したもの)を1点出展した。展示風景は下掲の通りだ。しっかり額装までして下さり展示して頂いた。会期は明日までであるが、ご興味ある方は是非ご笑覧下さい。
「マンガ — 野良の芸術」 マンガクラス創設50周年記念展
2022.10.18 – 2022.10.25
開場時間:11:00~18:00
休場日:10/23(日)
会場:京都精華大学ギャラリーTerra-S
主催:京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース
◆Facebookページを作りました!
最近、またぞろ更新の虫が活動し始めた。マメに更新したり、長い間放置していたりと、SNSをはじめ自身のことを小忠実(こまめ)に発信する事には全く才能が無いワタクシ。漸くページ下部に自身のFacebook、Instagram、Twitterのリンクを表示するようにした。
Facebookは、この度新たに作成したページへのリンクだ。ページとは友達申請が必要な方ではなく、TwitterやInstagram同様、自由にフォローして頂ける方だ。絵本や漫画の情報を発信する際には、TwitterやInstagramのように不特定多数の方に向けて発信する方が合っていると思う。スパム目的のアカウントからもフォローされるが、友達申請の不要な方が無視しやすいし、全く知らない世界の方も、描いている内容によっては反応して頂けるのは新鮮だ。
Facebookでも海外から友達申請して頂く事もあるが、身の回りの友人、知人を基に申請を受け入れてきたアカウントの成り立ちからすると、面識の無い方を含めるというのは抵抗がある。その点、TwitterやInstagramはそもそも友達申請が無いので、そういった繋がりというものにも抵抗が無い。
そんなこんなで、新たにページを作成した次第である。リンクは下記あるので、是非ともご覧頂きたなべたい!
◆令和4年、鎌倉・荏柄天神社絵筆塚祭まんが絵行灯のための作品を奉納しました!
毎年奉納している鎌倉・荏柄天神社の絵筆塚祭まんが絵行燈。昨日、絵を発送した。夏に長野に旅した際に見た梓湖の水の色に触発されたアイデアだ。梓湖はダム湖であるが、その上流には芥川龍之介で有名な上高地の河童橋もある。来る10/8•9に掲揚されるので是非ご覧下さい。#荏柄天神社 #河童 #一コマ漫画
◆令和3年、鎌倉にある荏柄天神社・絵筆塚祭にまんが絵行灯を奉納しました!
以前案内した鎌倉の荏柄天神社絵筆塚祭のまんが絵行灯は、いよいよ明日10/9〜10に掲揚される。9日夜は行灯に灯がともる。今回の作品はこれ。遠野にある河童釣りの映像を観ていて思いついた。まさか釣れるとは思いもしない釣り人と、後ろの河童の掛け合いがジワる。#一コマ漫画 #河童 #荏柄天神社 pic.twitter.com/El2i1dFbkX
— たなべたい『潜入!天才科学者の実験室』発売中! (@TanabeTai) October 8, 2021
上記のTwitterなどにも投稿したとおり、鎌倉にある荏柄天神社で開催されている絵筆塚祭のまんが絵行燈のための漫画を毎年奉納している。(その関連の投稿は以下を参照)
先日、鎌倉にある荏柄天神社絵筆塚祭のまんが絵行灯の絵を奉納した。東京での展覧会のご縁で2014年から奉納している。今年の絵筆塚祭は10/10に行われ、まんが絵行灯は10/9〜10両日掲揚される。9日夜は行灯に灯が灯るので、ご興味ある方は是非ご覧下さい!#一コマ漫画 #河童 #荏柄天神社 pic.twitter.com/w7eBvUXs9W
— たなべたい『潜入!天才科学者の実験室』発売中! (@TanabeTai) September 21, 2021
◇今年は、我ながら面白いものが描けた
心霊・怪談の類いが好きで、仕事の最中は基本怪談を聴いていることが多い。Amazon primeに加入しているので、primeビデオでも怪談関連の動画をよく観るのだが、北野誠さんの「北野誠のおまえら行くな。~ボクらは心霊探偵団 GEAR 2nd~」という番組内で、遠野にあるカッパ淵での河童釣りのロケ映像があった。彼の地の「カッパおじさん」と共に川に釣り糸を垂れてカッパを捕獲するという内容なのだが、川底が全て見通せる程の浅い川で、どこからどう観ても釣れる訳がない雰囲気。ちょっと息抜きとしてのエピソードなのだろう。怖いものを観たいのに少し物足りない気持ちでいたが、何度か観ている内に脳内に蓄積されるものだ。今回は、犬の散歩中に北野誠さんの河童釣りの映像が頭に浮かび、そこからアイデアがまとまった次第。この様に普段観ているものなどが記憶の引き出しに入り、散歩しているときのふとした何かの刺激で考えていることと結びつく。最近のアイデアは殆どが犬の散歩中に浮かんでいる。ベートーベンも散歩しながら思いついた旋律をメモにとっていたと、昔聞いたことがあった。自分でも思うが、散歩はアイデアを考えるのにはとても良い環境だ。有り難う!!我が家の犬ズ!
以下は、今作のアイデアスケッチ。(これは犬の散歩中に近くの神社の参道を歩いているときに思いついたと思う。思いつくと、犬に待ってもらって測量野帳にアイデアを描く。野帳といえばご存知の方もいるだろうが、立ったまま描くのに丁度良い。)
以下は、清書前の小下絵。お気に入りのホームセンターで売っている子供用落書き帳に描く。B4サイズなのと、筆の滑りが良いので最近はずっとこれを使っている。(ただし、この滑りの良さは本描きの際の和紙とは感触が違うので清書の際は苦労するのだが…)
小下絵なので気楽に描けるから、カッパのフォルムものびのびと描けるのだが、清書になるとどうしても少し硬くなってしまう。右下のカッパのフォルムで描けたら良かったのだが…。
◇現場の写真
以下は現場で撮影された写真を頂いたもの。写真をお送り下さった、渡邉哲意先生、渡邉教子様、有り難うございました!
灯がともった状態は、制作途中には想像するしかない。ご覧頂くと、行灯の木枠が端にあるので、両端から約1センチずつ光が通らない。下の昼間の状態だとそれでも問題無いが、夜間であるとそこの部分の絵が見えない。その意味では、竿から垂れているキュウリは,もう少し右側に描けば良かった。それ以外は概ね思った通りに出来た。
昼間の状態は、意図した通り。
今年はもう終わってしまったが、もし興味をお持ちの方は来年是非ご覧下さい。
◆令和三年、明けましておめでとうございます!
【年頭のご挨拶】
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
◎今年の画題
今年は丑年ということで、牛車を描いてみた。歳末に車を運転していてコインパーキングが眼に入った。コインパーキングに牛車が止まっていたら面白いかな?と思い、年賀状のアイデアとして書き留めた。そこからの発展で牛車の屋形(人が乗る部分)から、最近街中でよく目にする、バイクや自転車に乗る人が背負う例の黒い箱を連想した。牛車の後ろ部分には、それと同じ色合いで「卯婆飯津」と書いた。お分かり頂けるだろうか?…でも牛車のスピードで運んでいたら、冷めるだろうな…。(敢えて答えは書きません。どうぞお考え下さい。笑)
◎和筆は素晴らしい
最近は、色紙に筆と墨で年賀状の原画を描いている。この絵も鳩居堂の即妙筆(大)一本で描いている。鳩居堂の即妙筆は、先端の命毛がとても長く、先端だけを上手く使うと、とても細い線がひける。付けペンもずっと使ってきて、「線」というものを探求しているが、和筆にはかなわないと思う。一本の筆でここまで色々な表情が出せるなんて、本当に素晴らしい。
◎絵は下描きをしない
筆の線をのびのび表現するには、下描きをしないことだ。下描きがあると、どうしてもなぞってしまおうと思い、線が死んでしまう。だから自分の作品では下描きはしない。最近ようやく思うように描くことが出来るようになってきた。…といっても、描く前に構想は練るし、ラフスケッチもする。落書き帳に何度も小下絵を描いてイメージを掴む。その後大下絵に近いラフスケッチを描いたら、いざ本番の紙に描いてみる。一発で出来る事はなく、毎年何枚も失敗をしてからようやく仕上がる。今年は5枚失敗した。失敗した紙には申し訳ないが、その絵の微細な感覚を掴み取るためには致し方ない。その失敗があって完成作品が活きてくる訳だから無駄ではないのだ。
◎今年からは歴史をテーマにした絵に注力
以前からイラストの仕事として、遺跡などの案内板に載せる絵を描かせて頂いてきた。学生の頃からお世話になっている方からの仕事である。昨年は、6年間携わってきた「潜入!天才科学者の実験室」全四巻が刊行された。特に去年一年間はその仕事にかかりっきりになっていたといっても過言ではない。これからも漫画や絵本を出版していきたいと強く思っているが、日々の糧を得る仕事も必要だ。最近は学校や似顔絵などから、漫画、イラスト、デザインの方へ仕事がシフトしていっているように感じている。実験室の絵本を描く前から、昔の人びとの暮らしや風景というものにとても興味があった。そういう意味で遺跡関連の絵の仕事を頂けるのはとても有り難いと思っている。そのためには昔の着物や髪型などをひっくるめた風俗をもっと勉強していかねばならない。現在も一つそういった仕事が進行中で、そのために勉強もしている。今回の画題の牛車やそれをひく人、築地塀など色々と調べた。それで年賀の挨拶が遅れた次第です。スミマセン。
◎今年こそホームページももっと充実させる
去年は実験室の絵本にかかりっきりで、家の内外も荒れ放題になっていた。昨年末から少しずつ仕事場から整頓を始めている。そんな中で懸案なのがこのホームページ。もっと充実をさせていきたい。その中で以前に手掛けた遺跡の掲示板の絵なども地図付きで紹介していこうと思っている。なかなか更新出来ず心苦しいですが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
令和3(2021)年1月6日(水)
たなべたい拝